映画『私たちの話し方』上映会のお知らせ
──普通に話したいだけなのに大変な努力がいる。普通に話したいだけだよね?
『THE WAY WE TALK -私たちの話し方-』というドキュメンタリー映画の上映会を立川で開催します。
吃音(どもり)のある青年マイケル・ターナーが、吃音をめぐる自身や家族の歴史をたどり、友人たちとの語り合いから、遺伝子科学者やスピーチ・セラピスト、吃音のサポートグループなど、さまざまな人たちとの出会いを通じて「何か」に気づいてゆく──そんな、吃音をめぐる探求の映画です。流れるようなどもりを伴った彼の語りの背景に光り輝く、オレゴンの自然や町の美しい映像も印象的です。
『THE WAY WE TALK -私たちの話し方-』というドキュメンタリー映画の上映会を立川で開催します。
吃音(どもり)のある青年マイケル・ターナーが、吃音をめぐる自身や家族の歴史をたどり、友人たちとの語り合いから、遺伝子科学者やスピーチ・セラピスト、吃音のサポートグループなど、さまざまな人たちとの出会いを通じて「何か」に気づいてゆく──そんな、吃音をめぐる探求の映画です。流れるようなどもりを伴った彼の語りの背景に光り輝く、オレゴンの自然や町の美しい映像も印象的です。
──どうして今の自分があるのか。どこへ向かうのか模索している。
さて、この上映会はマイケル・ターナーと同じ、吃音者である私たちが開催します。
吃音者とは、簡単に言えば、「声が出にくい」人のこと。緊張してどもる、といったことではなく、どもるから(どもってはいけないと思ってしまう場面で)緊張するようなことがたくさんある人と言ってもいいでしょうか。(※吃音のことを、短く伝えるとしたら、どう言えば少しでも伝わるだろうか? と探りながら書いています。)
ここで詳しく説明することは止めますが、じつは、その原因もメカニズムもはっきりしていない、いまだに「わからないことだらけ」です。長年吃音と付き合ってきた当人にですら! だから、「吃音って、いったい何なんだろう?」「話すってどういうことだろう?」と、忙しい日々の間にも、たまに、考えてみたい、考えつづけてゆきたい、という気持ちがあります。
それに吃音は、ただ単に「声が出にくい」ということに留まらず、「言いにくさ」からほんとうにやりたいことを回避してしまったり、人との交流を避けてしまったり、といった社会的な問題を簡単に引き連れてきます。人によっては、どもることが人生の大きな問題になりすぎて、どもりに囚われてしまうといったことも起こります。
吃音をどうこうしようとするよりも、このままでもいいから、どうやって生きてゆこう? と共に考えたい、という思いもあります。
きっと、心のなかに何の問題も抱えていない人はいない、と考えてみると、マイケルや私たち──吃音者の抱える問題のひとつひとつは、吃音だけの抱える問題ではないかもしれない。
いまこの社会のなかで生きる人同士、お互いの、これまでと、これから、に思いを馳せながら、アメリカの青年が撮った吃音をめぐる「旅」に、ほんの少し、付き合ってみませんか?
上映後には参加者同士での「トーク」の時間も設けます。もちろん映画を観て帰るのでもよし。語り合いの場にも遠慮なくご参加ください。
さて、この上映会はマイケル・ターナーと同じ、吃音者である私たちが開催します。
吃音者とは、簡単に言えば、「声が出にくい」人のこと。緊張してどもる、といったことではなく、どもるから(どもってはいけないと思ってしまう場面で)緊張するようなことがたくさんある人と言ってもいいでしょうか。(※吃音のことを、短く伝えるとしたら、どう言えば少しでも伝わるだろうか? と探りながら書いています。)
ここで詳しく説明することは止めますが、じつは、その原因もメカニズムもはっきりしていない、いまだに「わからないことだらけ」です。長年吃音と付き合ってきた当人にですら! だから、「吃音って、いったい何なんだろう?」「話すってどういうことだろう?」と、忙しい日々の間にも、たまに、考えてみたい、考えつづけてゆきたい、という気持ちがあります。
それに吃音は、ただ単に「声が出にくい」ということに留まらず、「言いにくさ」からほんとうにやりたいことを回避してしまったり、人との交流を避けてしまったり、といった社会的な問題を簡単に引き連れてきます。人によっては、どもることが人生の大きな問題になりすぎて、どもりに囚われてしまうといったことも起こります。
吃音をどうこうしようとするよりも、このままでもいいから、どうやって生きてゆこう? と共に考えたい、という思いもあります。
きっと、心のなかに何の問題も抱えていない人はいない、と考えてみると、マイケルや私たち──吃音者の抱える問題のひとつひとつは、吃音だけの抱える問題ではないかもしれない。
いまこの社会のなかで生きる人同士、お互いの、これまでと、これから、に思いを馳せながら、アメリカの青年が撮った吃音をめぐる「旅」に、ほんの少し、付き合ってみませんか?
上映後には参加者同士での「トーク」の時間も設けます。もちろん映画を観て帰るのでもよし。語り合いの場にも遠慮なくご参加ください。
【開催概要】
2016年10月16日(日)12:45開場/13:15上映開始
『THE WAY WE TALK - 私たちの話し方-』(2015年/80分/DVD上映/日本語字幕つき)
(トーク:15:00〜17:00頃を予定)
主催:アフリカキカク
入場料500円(ワンドリンクつき)※追加注文もOK(上映中は除く)
場所:いすきあ立川(東京都立川市錦町2-1-26 Nビルディング202)
定員:20名
※要申込:下記フォームに「お名前」「メールアドレス」「参加人数」念のために「当日の連絡先」「メッセージ」などを書き込んで送信【SUBMIT】してください。ご質問もあれば、遠慮なくどうぞ。返信メールをもって申込受付します。※携帯電話のメールをお使いの場合、パソコンからのメールの受信設定をOKにしてください。
2016年10月16日(日)12:45開場/13:15上映開始
『THE WAY WE TALK - 私たちの話し方-』(2015年/80分/DVD上映/日本語字幕つき)
(トーク:15:00〜17:00頃を予定)
主催:アフリカキカク
入場料500円(ワンドリンクつき)※追加注文もOK(上映中は除く)
場所:いすきあ立川(東京都立川市錦町2-1-26 Nビルディング202)
定員:20名
※要申込:下記フォームに「お名前」「メールアドレス」「参加人数」念のために「当日の連絡先」「メッセージ」などを書き込んで送信【SUBMIT】してください。ご質問もあれば、遠慮なくどうぞ。返信メールをもって申込受付します。※携帯電話のメールをお使いの場合、パソコンからのメールの受信設定をOKにしてください。